福祉の人
西東京市 健康福祉部 高齢者支援課
ザーリッチ 陽子さん
福祉が自分事として感じられる、
いつまでも自分らしく生きられる、そんな地域を目指して
いまのお仕事についてお聞かせください。
高齢者支援課と言って、地域包括ケアシステムの構築にむけて在宅医療・介護連携推進事業とフレイル予防事業を中心に係 5 名体制で業務を行っています。
これからの暮らしやすい地域について、
どうお考えですか?
病気や障害、認知症になっても地域や社会にかかわり続けることができる窓口や場所があり、関係性が身近なところにたくさんある事が必要だと思います。
そのためにはお互い様の関係が作りやすい風土づくりが大事になってくるのではないでしょうか。自分の事として小さい時からどれだけ感じられるか、想像できたり見たり見られたりする環境が風土づくりには大切です。
また、多様な生活支援が身近にある事も必要です。
生活者が「自分らしさ」を最後まで持てるということ。そのためには、できない事が増えていく中でも個別性や楽しく暮らせる方法が散りばめられている事が大切だと感じています。
最後に福祉従事者の方にコメントをお願いします。
福祉従事者の方には感謝の言葉しかありません。
新型コロナウィルスで大変な中、頑張って暮らしを支えてくださっている。福祉関係者の皆様がいなければ地域包括ケアも絵にかいた餅になる訳です。
ただただ感謝です。
一方、私たち行政は福祉関係者が魅力ある仕事であるという事を伝えきれていないと思います。これからも魅力発信に関して取り組んでいきたいです。